ペiンiドiラiー♀パンドラ(ゆうかん)
虫の王国ゲータルドの王。41歳。
生まれつき他人に一切共感することができない。穏やかな美しい口調で、息を吐くように世の姿を歪めて語る。彼女の言葉や振る舞いの及ぶ人々は世界の見え方が変わってしまう。人々を洗脳し、欲望や悪感情を煽り立て操ることを得意とする。大した理由がなくても、欲しいと思ったものは根こそぎ手に入れる。彼女の手に掛かったものは二度と元に戻ることはない。
これらは全て彼女にとって自然なことで、悪意はなく無邪気ですらある。何でも思い通りになるからこそ、おおらかで寛大な性格。
ストーリー
虫の肉体と親和するメカ技術を普及させ国力を拡大。戦争が行われていた時代には兵を扇動し地を轟かせ、その姿は軍神に例えられた。
王女の立場であった16年前、父である王に「跡継ぎの器ではない、世継ぎも作れない」と言われた翌日、狂信者に花の国の美少年アドニス(ロiズiレiイiド♂)を連れ帰るよう仄めかし、両親を失った彼を「世継ぎよ」と父に差し出した。
自分がきっかけを作ったと考えた王は、贖罪のためにアドニスを孫に迎え、彼をパンドラから守ろうとした。しかしパンドラは孤独な少年に密かに接触し、彼が求めるものを与え心を乱していく。
「この扉の向こうをご覧なさい。あれは財務大臣。向こうはお父様の執事かしら。この宴が世界の本当の姿。あなたが望む現実もここにあるのよ。」
美しく危うい少年を自分に縛り付け、父の国を内側から侵食し乗っ取りを企てていたある朝。王が何者かに仕掛けられた毒により重度の昏睡状態となる。王は病死したと発表させ即位した彼女は、急速にゲータルド国民を洗脳し、独裁的なユートピアに変えていく。
実デ
February 26th, 2022